CHIKAです。 中国の二大大河の一つ、黄河を見てきました。想像通り、川の色は透明ではなく濁った土色。でも川幅は広く流れは結構速そう。その黄河を古代から伝わるイカダで下りました。
このイカダ、浮きに使っているのはヒツジさんの皮です。よく考えると残酷なのですが、内臓&お肉を全部取り出して、お尻から空気を入れて膨らませます。縦横に並べて木で組み立てて完成です。 船頭のおじさんと私たち3人。目的地は川下の対岸。「30分はかかるな。」とおじさん。「え〜、すぐ近くに見えるし、この流れに乗れば10分くらいなんじゃないの〜。」と安易に考えた私。 いざ出艇。おじさん、急な流れを回避すべく、まずは川を直角に横断。岸近くの緩やかな流れに乗ろうという作戦でした。しかしココで気付いたのでした。目的地が風上だった事に・・・。 60歳近いであろうおじさんは、必死に漕いでいるのですが、なかなか前へ進みません。止まってる?っつうか、風で押し戻されてる?? ヒツジのお尻をツンツンしたり、写真撮ったりではしゃいでいた私達も、「おじさん、がんばれ〜、ジアユー!ジアユー!(←中国語でがんばれ)」と応援。もうおじさんはヘトヘト。確かに彼の言っていた30分は過ぎていました。
結局、ボートにレスキューされるという、笑える結末でした。でもなかなか楽しかったですよ!みなさんも機会があれば是非乗船してください。その時は風向きの確認と、Myオールを持参する事をオススメします!!
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No.1460
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