先週の土曜日、ひょんな事からローカルのフィッシングチームと意気投合し、翌日の釣行に混ぜてもらう事になりました。ターゲットはセバラウと呼ばれる鯉みたいなサカナ。今回案内してくれる場所はジョホールで一番セバラウの魚影が濃く良型の実績も高いポイントとの話に否が応でも期待大!
今回釣り場をガイドしてくれたのはこの河の流域で生まれ育ち、現在は漁師をして生計を立てているという生粋のフィッシャーマン。途中彼の家にお邪魔すると、沢山の水槽に出荷待ちの各種淡水魚が泳いでいました。この魚達を見ただけでも結構楽しかった!
さて、釣り場に到着してまず渡されたものはバラン(刃渡り30cm程の大型ナイフ)。この河の流域では色々な野生動物に遭遇する可能性があるとの事で護身用なんですと。まっ確かに一人じゃ来ない様なところでしたねぇ。
さて、肝心の釣りの方なのですが今回は非常に難しい釣りでした。いや本当〜に難しかった。河の両サイドは木のオーバーハングがあり、水中にも立ち枯れの木が乱立しています。セバラウはこれらストラクチャーにタイトについているとの事で、まずルアーをオーバーハングの下に投げ込み、乱立する水中ストラクチャーにぶち当てるようにルアーを操作しなければならないのです。しかし自分の周りにも木が生い茂っているので竿を振るスペースが無く、しかも河は増水のせいで流れも速く流れを計算に入れてキャストしないとポイントにルアーを通せないのだ!ピンでルアーを投げ込む技術、ルアーのロストも恐れぬ勇気、両方とも持ち合わせていないボクにはチトきつかったかな・・・。
JBの街に帰ってきて今回の獲物を料理屋に持ち込み夕飯を食べました。この時のセバラウはマレーシアに来て食べた淡水魚のなかで一番旨かったんじゃないかな?聞けばこの河で獲れた魚は特別なんだって。味が他の河のものとは違うらしいです。道理で旨いと思いましたよ。
いやーこの日は釣りのスキルアップを図らねばと強〜く感じる一日でした。
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No.1488
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