新人戦 in 浜名湖

レディース

Report 1年:平井友美子



 1998年度の全日本新人選手権が3月24・25・26日の3日間で行われた。風速は0.1~6m/s。全体的に微風な風域であった。ウィリーウィリー所属の中で桜美林大学の女子3名がエントリーした。1日目3レース、2日目3レース、3日目 1レースと全7レースを消化した。


★1日目
1R:風速約6m/s、アンダープレーニングコンディション。緊張の為か″腕パン�Uに悩まされた。女子の場合、アンダープレーニングできる子が少なく、フリーで差がついた。しかし、沈する回数が多く、沈の少ない者からシングル入りしていった。

2R:風速約4~5m/s、男子スタート時よりも少し風が落ち、プレーニングは不可能。上りは、ストラップに両足が入る程度の中風。桜美林大学の清水、平井の1・2フィニッシュとなった。3人目の徳安も7位と健闘し シングル入りした。さすが鎌倉の北風で三ツ玉を相手に練習しただけあった。

3R:風は落ち着き、2レース目とほぼ同じコンディション。清水、平井は、またまた1・2フィニシュ。
ドキドキの初日が終わった。

★2日目
4 R:二日目の第1レース。天気予報は、風向東から南へ。 まんまと風のフレるタイミングで女子スタート。上りも下りもないような1上は、鏡のような海面であった。周回遅れの男子の1上と男子トップ集団の2上と女子の1上がmeetし、上マークは回航チェック不可能なほどの混雑。清水は、男子をまくりまくっていた。

5 R:昼の休憩を取ったあと、風はコンスタントの入ってきていた。しかし、上マーク付近はガスティーでブローがスコッとぬけたり、ドンと入って来るという変な風。左奥にも良いブローがあるが、1下回航後、即タックは、死亡。右で行けるだけ走ると、アプローチまで行くと岸ぎわの為、ブローは強いがフレフレ。男子と女子の小さなケースが続出。絶対に1上取れるはずなのに男子にスタボーをかけられ、止められることが良くあった。

6 R:風は、5レース目よりも少し上がったコンディション。待ち時間はプレーニング出来るほどまでいったけれども、マーク打ち替えの間に風は落ち、またまた微中風。ここでトラブル発生。清水と平井がmeetし、ぶつかりそうになってしまった。岸が近かったため、4年の斉藤雅生さんの「何やッてんだ。身内で!」という声が聞こえる。二人して「見られた!!...」という感じ。

7 R:最終日まで決戦は、引き延ばされた。朝は無風の為ウエイティングが続いた。清水と平井は、優勝が決まっていたので余裕の表情。風速2m/sぐらいの微風スタート。女子で初めてのゼネラルリコールが取られた。最終レースだけあってスタートで攻める女子も増えてきた。下有利スタートで右に1番にかえした者が1上を取った。男子の方は、関東学院大学の平生と杉本がトップ争いのデットヒートを繰り広げていた。 結局、全体的に微風の中、清水は全レーストップフィニシュ。実力を見せつけ優勝した。


 この新人戦に来るにあたって、インカレチャンプの八尋さんを筆頭に、関東学院大学と桜美林大学の4年生、元部長の小田さん、今年学連NTになった高木未散が来てくれた。そして、いろいろなアドバイスと共に心を和ませてくれてサポートにまわってくれました。この方達に心より感謝します。
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