全日本ウインドサーフィン選手権 in 大分

Report Sayaka Aoki

　昨年は、和歌山県で行われた全日本ミストラル選手権も今年度は、IBSA・フォーミラ42と共に大分県で開催された。

　今回の大分は、風には恵まれたが、とにかく寒かった。シーガルでも寒さが身にしみる程だった。初日の３１日は、北東の風アベレージ３０ノットしかもGustyでレディースのレースは行われず、メンズのみ２レース行われた。男性陣でさえ6.6�Fを使う選手も多く見られ、道具Crushで帰ってくる選手達も少なくなかった。

　２日目は、中風で男女とも３レース。３日目は、一時は無風にもなり長い海上待機の後やっと微風の中１レース行われた。結果３日間でメンズ６レース・レディース４レースを消化した。

　今回、多くの選手達が泣いたのは、出艇申告もれ。この基本とも言うべき選手の義務を何故か多くの選手がド忘れし、しかも失格となってしまった。特に我が大学の小田和亮選手は、５位以内にもなりうる結果だったにも関わらず、このド忘れのため１９位となってしまった。やはりなんと言っても我が大学OB大石隆太郎選手とOG小菅寧子選手のアベック優勝だ。昨年のインカレに続き、全日本でもこれを成し遂げた二人であった。

　ＩＢＳＡ全日本は、２日間ほとんど風のない状態で選手にとっては、厳しいレースだった。それでも５レースを行い、メンズ優勝は安斉さん・レディース優勝は高木未散でした。