1997 全日本学生
ボードセイリング選手権
in OKINAWA_OKUMA
Report Sayaka Aoki
ウインドサーフィンをしている学生が、皆目指しているインカレ!
今年度も昨年につづき、沖縄オクマで行われた。
各地での予選を勝ち抜き、多くの大学の選手達がそれぞれの目標を胸に秘め、この時に備えていたはずだ。中でも、同志社大学と中京女子大学からは、多くの選手が出場していた。
我が、関東学院からも10名、合同練習している桜美林からも2名出場した。
前々から誰が優勝するか?と言う話で、様々な噂がとびかっていたが、関東学院大学からも4年生や3年の小田選手、女子では高木未散選手が優勝を狙える選手として期待されていた。

朝、セッティングする、関東学院大4年浅羽さん
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お昼ごはんをほーばる、関東学院大4年大木さん
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初日(18日)・・・かなりの強い風に恵まれ、4レースが行われた。
メンズにとっては、うれしい強風レースであったが、その中でもダントツの走りで初日1位となったのは、明治大学の新井環樹選手であった。それを2位で追うのは、関東学院大学の小田選手である。
初日なので、まだまだ順位がどうなるかは分からないが、この日の新井選手の走りは、全ての選手の中でも1番かっこいいヒーローとなった。一方レディースは、この日の風とうねりの厳しさでリタイアの選手も何人か見られ、完全な上位陣の争いになっていた。

ヤシガニを見つけて喜ぶ、小田さん
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関東学院大学の2年生達
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2日目(19日)・・・朝、海を見てみると風がない!しかし、予定通り10時からレースが行われ、スタート前にはそよそよと風が入って来た。この日も4レースを消化したが、海面はすごくガスティで鎌倉で言う北東の風と言う感じだった。この難しい海面で、ピンを取ると言うことはとても困難であるが8レースを終えた時点で関東学院大学の八尋選手が優勝に一番近い人物となっていた。この日で大きく順位が入れ替り、ピンを取るよりも全てをまとめて走っている選手達が上位に上がって来た。

最終レース直後のメンズ1位,2位コンビ
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最終日(20日)・・・残り2レースで終わりと言うことで、選手達は、疲労を感じながらもそれぞれの思いをこのレースに駈けているせいか緊迫している。この日もやはり微風で、ガスティな海面だったが、少しでも良い風を捕ろうと全ての選手達がパンピングをしていた。
あっという間に2レースを終え、納得した選手も悔しい選手も10レースを終えた達成感で「ホッ」としていた。
午後には、皆疲れているにも関わらず、シュノーケリングやらバナナボートやらをしてオクマリゾートを心から楽しんでいた。

レース後は、どこの学校もみんな仲良く遊んでます
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全レースを終え、沖縄の海でシュノーケリング
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結果・・・10レース1カットで、メンズ優勝は、3日間とも安定した走りを見せた関東学院大学4年八尋裕一選手。準優勝は、最後まで2位の座を譲らず、1位を揺さぶり続けた関東学院大学3年小田和亮選手。3位は、2日目から大頑張りした甲南大学尾崎選手であった。
レディス優勝は、ダントツの走りを見せた鹿屋体育大学三森選手。準優勝は、3位とわずか1ポイント差で中京女子大学元重選手。3位は、関東学院大学1年高木未散選手であった。

関東学院大学の1,2,3年生
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期待の1年、高木未散
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いつも元気で楽しい4年生達!
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今年度は、入賞者の中に多くの3年生がいることもあり、大きな期待を残している。
今回のインカレで満足した選手もそうでなかった選手も、これからいっそうレベルを上げて、来年のインカレに望むことであろう。そして、3月に行われるインカレ団体戦が控えている。どの大学も団体戦優勝を目指し練習に励むことだろう。もちろん、我が関東学院大学も今年は、優勝旗を取り返すつもりで、蒲郡へ向かう!!

怪しい?、4年生達
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---RESULT---

表彰された関東学院大学の3名
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